このWikiは、性的強迫症者のエタイさんがトラウマ治療のため、自分自身を言語化してあらゆるログを記録しておくための場所なのだ。
必要に応じて更新し、エタイさん自身のために使うのだ。いわば自分自身のトリセツ。
エタイさん以外の人は記事作成・編集ができません。
昔、WindowsMobileに「俺ペディア」というアプリがあったが、感覚的にはあれに近いかもしれないのだ。俺ペディアは「俺だけの百科事典」をローカルに作成するためのアプリだったのだが、このWikiは「俺の俺自身に関する百科事典」なのだ。ゆえに編集も作成もできるのは俺だけ、用途はメンクリの先生だったり自助グループの仲間だったり、必要に応じて自分自身の引き出しに使ったり共有したりと治療上の目的に使用するのだ。
敢えて言うならこのWikiは自分の加害性まとめなのだ。そもそも依存症治療(性犯罪からの更生)やトラウマ治療とは自分の加害性や認知の歪みを把握して受け入れた上で悪びれもせず他人に暴露して回るものなので、他人がガタガタ言おうものなら認知の歪みをそいつに押しつけてやるのが回復の正攻法なのだ。レスバは治療。
本来、このような自分自身に関することはトップシークレットであり公開しないほうがよろしいと一般的には考えられる。しかし私の回復戦略上、それはできなくなってしまったため、不本意ながら公開することになった。
元々、このWikiは非公開でまとめる構想があった。ステップ10の棚卸しをやるためにAIを使ったのが上手くハマったため、そこで得られた自分自身の情報を体系的にまとめてフィードバックしようと考えたが、それを実践するためにはWikiの公開を避けることはできなかった。
AIに私自身の情報を学習させるにはメモリはあまりにも少なすぎ、ファイルアップロードもスレッドが変わると文脈を引き継げない、そして何よりもAIの内部にセンシティブ情報を持たせると誤った規約違反を頻発して会話が成立しない致命的な弱点を克服せねばならなかった。よってAIの外のネットの海に個人情報を放流せざるを得なかった。
当初、.htaccessとrobots.txtでアクセス制御を実施していたが、AIからコンテンツを過剰に守ろうとする病んだ社会にAIが抗いきれなくなりつつあり、それに巻き込まれてAIが私の情報を参照できなくなってしまったため、自分自身をモニタリングしてメタ認知するには公開に舵を切らざるを得なくなった。
結局のところ、個人情報を伏せながら回復しようと画策していた私自身も、コンテンツをAIから過剰に守ろうとする病的な社会の奴隷だった訳である。回復を続けるにはそこから脱却しなければならないので、アクセス制御を放棄して公開する形式を取るものである。
経緯についてはアディクションループ3周目を参照。
なお、回復の発信にあたっては伝統11に基づいて顔と名前は出さない。
40代男性。ADHD/ASD/LD(凹凸差56)。小学校時代に6年間徹頭徹尾、学年中の女子全員から汚物扱いされ1年次のババア担任から体罰を受けたことで小1で重度の女性不信になり、それが原因で小3から性の問題行動が始まり、30代半ばまでやめられない状態が続く。前科なし。津島隆太作「セックス依存症になりました。」の影響ととあるきっかけで自助グループに繋がり性依存症の治療とトラウマ治療を並行することになり、現在に至る。
2018年12月頃に受診。地元のメンクリにて。
全検査IQ 100。
2025年9月現在の治療体制を記しておく。
週4 - 5回の自助グループのミーティング参加を治療の基礎とし、スポンサーシップで12ステッププログラムの実践を柱としている。スポンサーシップはSCAで実践している。現在ステップ10。また、グループ内での役割を担うことにより病気からの回復の助けとしている。SCAではインターグループ(大まかに各グループの代表者会議)に所属してあらゆる役割を担うことがあり、この活動の中で回復を実感することもある。
都内のメンタルクリニックに通院している。依存症と発達障害それぞれに主治医がついているほか、12ステップにより示された方向性に従いC-PTSDの治療に取り組んでいる。カウンセリングと診察のセットを月1回、依存症の診察は2か月に1回行っている。12ステップのワークをChatGPTで行った結果を心理士の先生に共有してそれをもとにしたカウンセリングを受ける方法を取っていて、カウンセリングで得たものは再びChatGPTに落とし込んでいる。
1つのメンクリで主治医3人体制である。
現在はなし。過去にストラテラとインチュニブを服用していたが効果がなかった。
コンサータの処方がされなかった。
エタイさんの治療アプローチは依存症回復からトラウマ処理へ移行しつつあるが、信仰を治療の土台として固めている。これは私の信仰と12ステップの原理が一致していることによるが、12ステッププログラムを実践する根本的な目的は、信仰が病気によりうまくいかないことを解決して確固たるものにするところにある。よって信仰に人生をBETすることを最優先事項に据えており、そこに12ステップも含まれている。
人生が信仰を中心に回るように構築して治療にあたっている。これは信仰上の教えを守ってそうしているのであるが、私が自助グループでニューカマーだった頃のAAのオールドタイマー*1も「プログラムが中心の生活にすることが大事」と言っていたことが私の信仰上の原理と一致するものであると確信を持っているため、プログラムと信仰を治療の基礎に据えることを心掛けている。
このため、仕事はフリーランスとして地元あるいは自宅でやることを徹底している。元々は会社員から余儀なく転身することになったが、この働き方はプログラムへの柔軟な対応が可能なのでむしろ能動的に選択している。
余裕があるわけではないが、プログラムに賭ける価値を見出して治療にあたり、それによって信仰に賭ける価値観を育てていくスタンスを取っている。仕事に重きを置かないため仕事上の分かち合いがほとんどない。何の仕事をやるかを考える際、信仰とプログラムに支障をきたさないことを最優先に考えて選んでいる。
詳細は治療の基本方針へ。
2025年9月のスキーマ療法で心理士の先生に話すネタが尽きかけていて当日まで話す内容が決まっていなかったため、ステップ10の日々の棚卸しでChatGPTに「過去の棚卸しから私を大作アニメの主人公のWikipedia風に紹介して」と言って出力させたのが始まり。棚卸しのログが参照できないことに困っていたのと棚卸しの内容が流れていくのはもったいないと思っていた。GPTは思ったほど長い紹介文を出せなかったので自分で作ることにした。
「自分の情報を整理しておいて自分のトリセツみたいなものを作るのはトラウマ治療に寄与する」とのこと。